弊社は昭和初期から3代続く伝統ある石屋です。
代々受け継がれてきた技を現在もお墓づくりに生かしています。
伝統の技を継承しつつも、時代のニーズに合ったお墓をつくるため、その技を応用し、新しいデザインのお墓づくりなどにも対応できます。
1級石材施工技能士の資格も保有していることで、正確かつスピーディーな対応も可能であり、安心して施工をお任せいただけます。
まずは、お客さまにお墓の形を決めていただきます。
お墓には大きく分けて「デザイン墓」「和風墓」「洋風墓」の3つがあります。
それぞれのお墓の特徴は下記をご覧ください。
弊社では、どのようなデザインのお墓でも対応可能です。
お客さまのほうでこのような形のお墓にしたいと図面を持ち込んでいただくことも可能です。
例えば、踊りの家元の先生のお墓は、踊りから着想を得て、扇形のお墓をつくりました。お墓の中央に手彫りのデザインを入れ、思い入れが詰まったお墓になりました。
このように、ご要望があれば、どのようなことにでも対応できますので、まずはお気軽にご相談ください。
デザイン型 |
和風墓 |
洋風型 |
次に石の種類を決めていただきます。
お墓の石はすべて花こう岩でつくられます。花こう岩の中にも多くの種類がございますので、その中から、
の3点を考慮して、お客さまに選んでいただきます。
吸水率とは石が水を吸いやすいかどうかを指し、水を吸いやすいものは汚れ・変色しやすいといわれています。吸水率の低いものは、濡れても変色しにくく、つやのりもいいとされています。
それぞれの石には特有の色があり、お客さまの好みの色を選んでいただきます。
お客さまにはそれぞれご予算があると思いますので、吸水率・色の好みを比較しながら、ご予算に最も合う石の種類を選んでいただくこととなります。
ご提案からご契約までの流れとしては、まずお客さまからご依頼いただきましたら、どのようなお墓を建てたいかしっかりとご要望を伺います。どのようなご要望でもまずはお気軽にご相談ください。
お客さまのご要望に添って図面を作成します。この際、お客さまのご要望に合ったいくつかの図面を作ります。また、ご予算に合ったお見積書を作成します。
出来上がりましたいくつかの図面・お見積書をお客さまにご提案します。ご提案して、さらにお客さまからご要望を伺い、お客さまが心から納得がいくまで打ち合わせをします。
デザインから金額までご満足していただいたうえで、ご契約となります。
ご契約が完了しましたら、施工に入ります。
施工の大きな流れは、石材の加工、基礎工事、外柵の設置、本体設置となります。
基礎工事では、石塔が傾かないよう地面を堀り、機材を使用し、固く平らに仕上げます。
その上に栗石を敷き詰め約15cmの厚みにコンクリートを打設します。これで強度が出ます。
墓所内に水がたまらないよう水抜き加工も施します。
基礎工事が終わったら、外柵工事を開始します。
基礎に合わせた石材を組み、廻石をまいていきます。外柵の継ぎ目にはステンレスなどの金具を使用し、継ぎ目が開かないようにします。
外柵の設置が終わったら、本体設置となります。まずは、水平であるかを確かめながら納骨室を設置します。そして、石材を組み上げ石塔を完成させます。
施工完了後、お客さまへのお引き渡しとなります。この折に、開眼供養や納骨をされるお客さまもいらっしゃいます。
デザイン墓は従来の洋風墓と和風墓にないデザインのお墓をご要望に合わせておつくりします。
デザイン墓とは、洋風墓の上部が流形をしているものであったり、墓石の一部にガラスがはめこまれているものであったり、オリジナルデザインの彫刻が施されていたり、色の違う墓石が組み合わされていたりするものです。
お客さまの自由な発想を元にデザインされるお墓です。
多様化する時代の流れとともに、他に類のないオリジナルデザインのお墓のニーズが高まっています。
和風墓は、日本で古来より親しまれてきた縦長のお墓です。
長方形の墓石に、「●●家之墓」などと刻まれている従来型のお墓を指します。
特徴的なデザインには、下記のようなものがあります。
洋風墓とは、背が低く横長の、すっきりとしたデザインのお墓です。近年、人気が増しているお墓です。
洋風墓には大きく分けて下記のような型があります。
・オルガン型:名前を彫る前面を斜めにした墓
・ウォール型:洋風墓のシャープなデザインを残しつつ、竿石を縦長にした墓
・プレート型:芝生の墓地などに、名前を彫ったプレートを設置する墓
この中でもオルガン型、ウォール型が洋風墓の主流であり、プレート型は比較的珍しいものです。